『ドラッカー365の金言』6月23日・『傍観者の時代』より

　各々の職場での仕事の内容は、そこで働いている当事者が一番理解しているのだから、彼らに権限と責任を与えるのが合理的なのだろう。特に今日のように、状況が急速に変化している世の中では、個々の局面において迅速な判断が求めらるので、上の意見を仰いでいては遅すぎるのかもしれない。*1

　では、そのような職場のマネージャは何をしたらよいのだろうか? おそらく、働く彼らのモチベーションを高めパフォーマンスを最大限に引き出すことではないかと思う。

傍観者の時代―わが20世紀の光と影 (1979年)

ドラッカー名著集12 傍観者の時代 (ドラッカー名著集 12)

*1:惑星探査機に自律性をもたせるのと似ているような気がする。