『ドラッカー365の金言』8月15日・『創造する経営者』より

 昨日(8/14)の頁が 7/12 の頁と似ているのと同様に、今日の頁は 7/13 の頁ととてもよく似ている。さらに 7/15、7/17 の頁で述べられている事柄も含まれていると思う。*1

 成功体験はそれが成功していればいるほど、その方法が最も正しい方法だと人に思い込ませる。もちろん過去のある時点ではそうだったかもしれない。しかし、状況は常に変化している。変化しているからこそ機会が生まれるとドラッカーは言っている。けれども、成功者はそのことに気付けない。

創造する経営者 (ドラッカー名著集 6)

創造する経営者 (ドラッカー名著集 6)

*1:この半世紀に著された経営学の本は、大半が今日の本文の引用元である「創造する経営者」に既に書かれていることの焼き直しだ、などと言われることがあるが、それはドラッカーの著書にももちろん当てはまる。ドラッカーの言っていることにはブレがないということは、要するに同じことを繰り返し言っているということだ。ただ、周りの環境が変わるのに対応して、その時点で理解しやすい形に表現を変えているだけなのだろう。