創造する経営者

『ドラッカー365の金言』4月23日・『創造する経営者』より

人事、特に昇進は、その組織の明日の姿を作り上げる仕事だと思う。そしてそれは、今日、組織に属する人たちに、組織が目指す姿を提示していることになる。今日の頁の金言はで述べられている「重要」というのは、そういう意味でもあるだろう。創造する経営者 …

『ドラッカー365の金言』3月5日・『創造する経営者』より

「すでに起こった未来」という言葉はドラッカーがとても良く使う言葉だが、今日の本文で述べられている表現は、その言葉をとても端的に説明していて、素晴らしいと思う。 もう一つの、「ビジョンを描き、それを実現する」というのは、明解なビジョンをもつこ…

『ドラッカー365の金言』12月30日・『創造する経営者』より

イノベーションを起こすようなアイデアは、本当の意味で全く新しいアイデアであるということはないのだと思う。本当に新しい考え方というものは、誰もが簡単に理解できるものではないので、世の中に広がるには時間が掛る。爆発的に広がらないのであれば、そ…

『ドラッカー365の金言』8月15日・『創造する経営者』より

昨日(8/14)の頁が 7/12 の頁と似ているのと同様に、今日の頁は 7/13 の頁ととてもよく似ている。さらに 7/15、7/17 の頁で述べられている事柄も含まれていると思う。*1 成功体験はそれが成功していればいるほど、その方法が最も正しい方法だと人に思い込ませ…

『ドラッカー365の金言』8月14日・『創造する経営者』より

今日の金言は 7/12 の金言と、とてもよく似ていると思う。ただし、本文の内容は 7/12 の頁は外側に向いているのに対して、今日の頁は、自らの組織の内側に目を向けている。 比較的最近のドラッカーは外側に目を向けることをより重要視しているが、組織の改革…

『ドラッカー365の金言』7月28日・『創造する経営者』より

今日の金言は、直感的にとても理解しやすい。 さらに、本文冒頭の体重の比喩は、それに輪をかけて分かりやすいたとえ話で、わずか八行しかない本文の残り六行が蛇足にすら感じられてしまう。「新訳」創造する経営者 (ドラッカー選書)作者: P.F.ドラッカー,Pe…

『ドラッカー365の金言』7月6日・『創造する経営者』より

一般論が無意味なのは当然だけれども、試みを繰り返すことで有効な答えが見つかるという考え方は心強い。むしろ、繰り返すこと自体に意味があるのだろう。 最後のセンテンスにある「多くの分野で並以上」というのは、ちょっと閾値が高すぎる気がするけれど、…