『ドラッカー365の金言』9月30日・『マネジメント』より
本文に「正義、公正、平等」という言葉が挙げられている。こう言った言葉ほど厄介なものはないと思う。
これらの言葉は、誰でも理解できるし、自分なりの判断基準を持っている。しかし、立場によってその基準が
大きく変わってしまう。その考え方の違いが根深い軋轢を生む。
だから、仕組みだけで対応しようとすると、その仕組みがどんどん複雑化してしまう。しかも、いくら複雑な
仕組みを作っても、みんなを満足させることはできない。そこで、仕組み自体はシンプルにして、裁量の余地を
残すのが良い。と、いうことになる。
- 作者: ピーター・F・ドラッカー,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2001/12/14
- メディア: 単行本
- 購入: 210人 クリック: 8,094回
- この商品を含むブログ (433件) を見る