『ドラッカー365の金言』12月27日・『産業人の未来』より

 本文の中で「パニック」の例を挙げているけれど、たしかに、現在の情勢は一種のパニックなのだと思う。価値基準がゆがぎ、権力の正当性に疑問が生まれる様な状況で、社会が機能するはずがないのは道理だ。

 機能する社会を求める欲求が、日本やアメリカでの政権交代を産んだのかもしれない。そう考えると、多少は自浄作用が働いているといえるのかもしれない。