『ドラッカー365の金言』1月6日・『明日を支配するもの』より

 今日の金言は、事業の廃棄を判断するうえで、とても分かりやすく広く応用できる指標だと思う。

 さらに、本文にはより具体的な三つの判断基準が挙げられている。第一の判断基準は破棄するのは勿体ないと感じることが多いと思われるが、徐々に業績が下がり、また過去に成功体験があるために、無駄な努力を強いてコストが利益を凌駕する。第二の判断基準はそれで利益が上がっているか評価して、わずかでも発生しているコストと比較する必要がある。第三の判断基準は、組織の事業戦略が明確であれば、おのずと明らかになるはずだが、逆に、この基準を見直してみて見落としが発見さるのならば、事業戦略と活動が一致していない恐れがある。

明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命

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