『ドラッカー365の金言』4月9日・『マネジメント』より
今日の本文は、全て逆説的に表現されているが、このように、なにをすべきでないかという表現の方が行動しやすいと思う。
理想的な行動というのは、大抵は誰もが知ってはいるけれども、実現できずにいることではないかと思う。どうしたらそれが出来るのか判らない場合が多い。一方、逆説的な行動を挙げられると、たしかに良くないなと納得できて、その行動を避けることが目標になる。
目標があっても、そこまでの道筋が判らないことを実現するよりも、明確に提示されたことを避けることの方が簡単だと思う。
- 作者: ピーター・F・ドラッカー,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2001/12/14
- メディア: 単行本
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