『ドラッカー365の金言』11月5日・『明日を支配するもの』より

 一つの予算の中の分配率として、不況の時にはむしろ、今日の頁に書かれていることとは反対の対応がなされる場合が多いのではないかと思う。なぜ、そうなるのだろうか……恐らく、本文で述べられている「必要な規模」を明確にしていないからだろう。この「必要な規模」が厳格に定義されていれば、不況時にその予算を縮小するということで、成果を遅らせ、あるいは成果そのものがなくなってしまい、自らの首を締める。ということが理解できるはずだ。

明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命

明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命