『ドラッカー365の金言』11月4日・『明日を支配するもの』より

 昨日のエントリにも書いたが、情報収集は未来を予測するために行なうものだ。重大な事態の兆候を捉えて、来たるべき事態に備えることが出来れば、凶事は恐れる必要がなくなり、吉事は最大限に活かすことが出来る。

 ただし、ここで勘違いしてはいけないのは、情報収集とはいうけれども、単に収集するだけでは情報とはいえず、それは単なるデータにすぎないということだ。収集されたデータから、なんらかの兆候や教訓を見つけられて、始めてそのデータが情報になる。

明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命

明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命