『ドラッカー365の金言』11月20日・『新しい社会と新しい経営』より

 「トップ・マネジメント」という言葉は一般的過ぎて誤解されやすいと思う。今日の本文中程の「中枢のマネジメント」として挙げられていることが、ドラッカーの言う「トップ・マネジメント」の定義として適切だろう。

 「分権制」とは、組織のトップの仕事を、この「中枢のマネジメント」に限定することでパフォーマンスを上げ、また、現業には独自のマネジメントに専念できる環境を作りパフォーマンスを上げること、といえるだろう。

新しい社会と新しい経営 (1957年)

新しい社会と新しい経営 (1957年)