『ドラッカー365の金言』11月27日・『マネジメント・フロンティア』より

 スタッフ部門の成果を評価するためには、なんらかの形で現業部門からの情報を必要とする。漠然とした目標しかないスタッフ部門が肥大化すると、様々な形で現業部門に無駄な要求をすることになる。だから、スタッフ部門は必要最小限に抑える必要がある。

 そして、明確な目標を定めるのはトップ・マネジメントの仕事だ。逆にいうと、トップ・マネジメントが曖昧な目標を提示してしまうと、無駄にスタッフ部門を肥大化させ、ひいては現業部門の効率を損なうということになる。

マネジメント・フロンティア―明日の行動指針

マネジメント・フロンティア―明日の行動指針