『ドラッカー365の金言』4月1日・『マネジメント・フロンティア』より

 本文で挙げられている医療との共通性と同じように、マネジメントは工学的であると思う。実践し検証して有益な方法を体系化して知識とする。そして、その知識を実践に適用して成果をあげる。というプロセスは、工学と全く同じといえる。しかし、同時に対象が人であるという点において、やはりマネジメントは医療に近い。医療も前述の工学的プロセスを用いるけれども、人という対象の特性によって、純粋にその工学的アプローチが成り立たない部分がある。それは、マネジメントも同じだろう。

マネジメント・フロンティア―明日の行動指針

マネジメント・フロンティア―明日の行動指針