『ドラッカー365の金言』4月28日・『すでに起こった未来』より

 西洋の倫理感は「原則主義」に寄りがちな所があると思う。その中では、今日の本文で挙げられているような決疑論的な話は、意識的に語られないと忘れられやすいのだろう。逆に日本人には、決疑論的な考え方のほうが馴染みやすい。落語や講談、歌舞伎などの古典芸能に数多く決疑論的エピソードがあり、娯楽として楽しんできたのは、日本人のメンタリティにフィットしているということだ。

すでに起こった未来―変化を読む眼

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