企業とは何か

『ドラッカー365の金言』5月27日・『企業とは何か』より

マネジメントは動的なものだと思う。つねに現状を把握して、それに即して対応しなければならない。特に人を相手にするマネジメントは、目の前に居る人間とのかかわりの中で動的にうまくいく方法を見つけなければならない。もちろん、その方法が次にもうまく…

『ドラッカー365の金言』2月16日・『企業とはなにか』より

企業が経済的な成果を得るには、社会の一部として認識されて、必要とされなければならない。政府には政府の、非営利団体には非営利団体の、そして企業には企業の社会的な役割があり、それぞれの組織の形態によって必要とされる機能が違う。つまらところ、よ…

『ドラッカー365の金言』11月29日・『企業とは何か』より

今日の金言で述べられていることは、日本においてより顕著だと思う。恐らく PR という言葉は public relations という元の言葉を経ることなく、金言で挙げられている様な意味で理解されている。ただし、逆に日本語では宣伝と広報という別々の言葉が使われて…

『ドラッカー365の金言』11月18日・『企業とは何か』『明日を支配するもの』『イノベーターの条件』より

組織はその仕組みとして階層を必要とする。階層があることに問題があるとすれば、上下の意志疏通が阻害されていたり、評価規準に一貫性がない場合だと思う。 そして、正しい平等を生み出すには、組織構造と評価規準の透明性が必要になる。むしろ、この透明性…

『ドラッカー365の金言』10月20日・『企業とは何か』より

「支配欲の発現としてましである」ということは確かに必要だ。むしろ、支配欲を人でなく物に向けられるということは重要なことだと思う。そういう方法を発見できたということは、人類にとって好運だったのかもしれない。企業とは何か作者: P.F.ドラッカー,上…

『ドラッカー365の金言』6月25日・『企業とは何か』より

昨日(6/24)の頁で、企業には市民性を提供することができないと言っているのに、なぜ改めて企業が選民主義的であるという文章を引用しているのかと思ったら、昨日の頁は 2002 年発行の『ネクスト・ソサエティ』からの引用で、今日の頁は 1946 年発行の『企業…