創生の時

『ドラッカー365の金言』6月7日・『創生の時の』より

昇進するということは、立場が変わるということ。これは、至極あたりまえのことなのだが、昇進した当人は自分が今までやって来たことが評価されたという意識があるので、今までのやり方を踏襲してしまうのだろう。 しかし、立場が変わるというのは環境が変わ…

『ドラッカー365の金言』1月25日・『創生の時』より

本文では「三、四年ごとに学校に戻らなければ時代遅れになる。」と書かれているが、そこまでしなくても、日々の情報収集や自分の専門分野のセミナーや勉強会に参加して、最新の知識を得る必要がある。 将棋のプロ棋士である森下卓九段は「棋士の仕事は研究で…

『ドラッカー365の金言』1月24日・『創生の時』より

マネジメントの基本中の基本がフィードバック分析だと思う。フィードバック分析が継続的に行なわれているのならば、それだけで大抵の物事はうまくはこぶはずだ。 また、ドラッカーはフィードバック分析よって、自らの強みと改善点と無理なことを知ることがで…

『ドラッカー365の金言』1月23日・『創生の時』より

今日の本文で述べられていることは、ビジョナリー・カンパニーのことを指しているように感じる。もちろん、今日の本文の引用元である『現代の経営』は『ビジョナリー・カンパニー』よりも四半世紀以上前に書かれている。 7 月 1 日のエントリでも述べている…

『ドラッカー365の金言』10月1日・『創生の時』より

今日の頁を読んで、「プログラマの三大美徳」を連想しました。これは、怠慢・短気・傲慢の三つなのですが「なんだそれは」と思われた方は、「まつもとゆきひろのハッカーズライフ:第1回 ハッカーとの遭遇」で紹介されています。 完全なものを目指すというこ…

『ドラッカー365の金言』8月31日・『創生の時』より

8/28 以来ドラッカーの考えの核心に触れるような頁が続きました。そして、今日はその完結編ともいうべき頁です。 今日の金言、そして本文後半の段落はマネジメントの真髄を述べていると思います。創生の時―往復書簡〈2〉 (往復書簡 (2))作者: P・F.ドラッカ…

『ドラッカー365の金言』6月22日・『創生の時』より

昨日(6/21)の頁でも言っているように、ドラッカーの言う仕事とは人生の意義に通じている。 本文では「道しるべ」という言葉を使っているけれど、僕には求道という言葉が思い浮かぶ。自分が望む仕事に従事するのであれば、道を求め、道を極めるべきだというこ…