『ドラッカー365の金言』7月4日・『未来への決断』より

 前半の企業が成長するにつれて「事業の定義」が形骸化していく過程、そして体質が規律にはなりえない*1という展開は見事ですね。とても分かりやすくてあえて解釈する余地がありません。

 後半の「事業の定義は……仮説である。」という規定も、明瞭で理解しやすいですね。

未来への決断―大転換期のサバイバル・マニュアル

未来への決断―大転換期のサバイバル・マニュアル

*1:そもそも規律というのは、悪い体質を改善したり矯正したりするためのものなのだから、あたりまえといえばあたりまえなんだけど、それに気付けないということはよくある。