『ドラッカー365の金言』7月3日・『マネジメント』『未来への決断』より

 マークス・アンド・スペンサーの四人は、どうして自分達を「社会革命の担い手」だと認識するに至ったのだろうか?

 今日の頁の本文と AP を読むと 1920 年代半ばのマークス・アンド・スペンサーは、事業の三つの定義のバランスを崩しかけていたという風に解釈できる。だから、彼らは定義の一部を考え直す必要があった。でも、昨日の頁を読むと、その時点で既にイノベーションを起こしているように思える。だとすると、既に「社会革命の担い手」だったのに、そのことに気付いておらず、環境の変化に対応しようとして改めて考え直すことで、本来の使命に気付いたということではないだろうか。

ドラッカー名著集13 マネジメント[上]―課題、責任、実践

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未来への決断―大転換期のサバイバル・マニュアル

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