『ドラッカー365の金言』7月19日・『イノベーションと起業家精神』より
本文冒頭のコップの話は、よく話されるたとえ話だけど、ドラッカーはここでも一般とはちょっと違った使い方をしている。一般的にはこのコップのたとえ話は、コップの水を見ている立場に立って、見方を変えることで考え方が変わり行動が変えられる。という意味で使われていると思う。しかし、ドラッカーはそれを更に外側からとらえて、見方が変わることで行動が変わるのであれば、それはすなわち実体が変わったのと同じ意味を持つ。といっている。
後半の「健康ノイローゼ」の話は、情報流通の環境の変化によって見え方が変わった例といえる。情報流通の変化は今現在も刻々と続いているので、この頁で述べられていることは重要だと思う。
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