『ドラッカー365の金言』9月25日・『マネジメント』より

 今日の本文の中で“起業家的”という言葉が繰り返し使われている。ここでいわれている“起業家的”とはどういう意味だろうか……起業する時点では、組織の内部というものは殆ど存在しない。つまり、起業家の目は常に外部の世界を見ているということだ。

 組織の規模が大きくなるにつれて、内部の管理が必要になるし、どんどん大変になる。そうなってくると人は、目の前に見える問題の解決に意識が向いてしまう。しかし、組織の存在意義は厳然として外部に対する貢献にある。そのことを忘れてはいけない。

マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

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