『ドラッカー365の金言』5月31日・『すでに起こった未来』より

 経済学が社会の中における富についての学問であるならば、現在の社会で富を創出する源泉である知識についての学問であるともいえる。

 今日の本文でも述べられているように、単純な収支を基準にしていると、イノベーションや生産性を見落としてしまう。そして、知識の価値を見いだすことができない。しかし、知識こそが本当に有用な資本であると考えれば、その知識を活かすこと、つまり、イノベーションを価値として長期的な利益を正しく評価できるようになるのだろう。

すでに起こった未来―変化を読む眼

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