現代の経営

『ドラッカー365の金言』3月17日・『現代の経営』より

今日の金言は、大昔から誰もが知っている考え方だが、つい忘れてしまう考え方かもしれない。この考え方を正しく理解していれば、利益が目標とはなりえないことは明確だと思う。 もちろん、利益は大切で企業には絶対に必要なものだ。利益がなければ本当に目指…

『ドラッカー365の金言』3月16日・『現代の経営』より

本当の意味で最大の利益を産むのは、組織を成長させ続けることだと思う。そう考えれば、短期的な利益を追及し過ぎて、組織の存続を危うくするようなことはないだろう。 本文に挙げられている、八つの領域が、自らの組織の成長にどのようにかかわるかを考えれ…

『ドラッカー365の金言』3月12日・『現代の経営』より

社会に求められてこそ、組織は存在価値がある。そして、その組織のならではの新しいアイデアを事業化して、社会に受け入れられることによって、社会がその組織を必要とするようになる。その循環が組織の存在意義なのだろう。ドラッカー名著集2 現代の経営[…

『ドラッカー365の金言』3月9日・『現代の経営』『すでに起こった未来』『未来への決断』『明日を支配するもの』より

世の中の変化が激しくなっていることは、きっと誰もが実感していることだろう。そして、変化に追従しているだけでは、実際にはその変化に対応することはできない。 変化が激しいということは、どこにでも変化が潜んでいるということなのだから、その変化を自…

『ドラッカー365の金言』2月21日・『現代の経営』より

マネジメントの真髄がボトムアップであるというのは、一見逆説的に感じられるかもしれない。しかし、分散的な管理を機能させることが、マネジメント真骨頂であり、具体的な機能を担っている末端が臨機応変に活動できる環境を構築することが、マネジメント役…

『ドラッカー365の金言』1月29日・『現代の経営』より

マネジメントを行なうにあたって体系的な知識を持っていた方が良いかもしれない。しかし、その上で成果が上がらなければ意味がない。また、評価規準を明確にすることは、マネジメントを成功させるためには欠くことのできない重要な事項だ。ドラッカー名著集2…

『ドラッカー365の金言』1月15日・『現代の経営』『経営者の条件』より

今日の金言に挙げられている身体障害者雇用促進キャンペーンのスローガンと、本文で挙げられているアンドリュー・カーネギーの墓碑銘は、マネジメント本質を見事に表現していると思う。 言葉遊び的だが、人は誰でも出来ることしかできない。出来無いことを無…

『ドラッカー365の金言』1月3日・『現代の経営』より

文明の意義は、資源を有効活用して、技術と文化を育むことではないかと思う。そのためにマネジメントは不可欠な存在なのだろう。むしろマネジメントこそが文明の本質であり、文明の意義を実現する手段なのだと思う。ドラッカー名著集2 現代の経営[上]作者:…

『ドラッカー365の金言』11月15日・『現代の経営』『マネジメント』より

組織である限り、上から下への情報伝達は必ず存在するし、情報自体が伝わることも、まず間違いない。問題は、その情報がどう受け止められるかだ。そして、どう受け止められたかを知らなければ、情報伝達の意味がない。自分が発した情報が、全て自分の意図し…

『ドラッカー365の金言』11月13日・『現代の経営』より

今日の頁に書かれている、自己管理とは「自責」に基づいた「ふりかえり」といえるだろう。目標を達成する責任を自覚して、活動の「ふりかえり」をすると、驚くほど多くの教訓が得られる。また、目標はあくまでも自分で設定しなければ、本当に自分の行動を律…