非営利組織の経営

『ドラッカー365の金言』6月11日・『非営利組織の経営』より

6/9 のページと相関するテーマだと思う。自分を磨くためには自分の方向性にマッチした環境も大事だということだろう。 ビジョナリー・カンパニー 2 には、まずバスに乗るべき人を選べという話しがあるが、人の側からも乗るべきバスを選ぶ必要があるのかもし…

『ドラッカー365の金言』6月9日・『非営利組織の経営』より

「仕事が心を躍らせるのは、仕事を通じて自己刷新がはかられるときである。」という言葉は、仕事における無形の報酬の最たるものを端的に表現した良い言葉だと思う。 責任という言葉の意味も一般的な意味合いと違うので注意する必要があると思う。『仕事は真…

『ドラッカー365の金言』6月8日・『非営利組織の経営』より

今日の金言で挙げられている問いは、ドラッカーがもっとも重要だといっている問いだ。 この問いに対する各々の答えは、そのまま各自のミッションとなると思う。ドラッカー名著集 4 非営利組織の経営作者: P.F.ドラッカー出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売…

『ドラッカー365の金言』4月20日・『非営利組織の経営』より

確かに、トップの承継は難しい人事だとは思う。しかし、本文で挙げられている行なうべきでないことは、文面通りで理解できるし実践できる。そして、前向きな方法として挙げられていることは、仕事を見極めその仕事に適合する人物を選ぶということで、実はこ…

『ドラッカー365の金言』4月19日・『非営利組織の経営』より

今日の本文で挙げられている五つのルールの中でも、第一のルールがなによりも大切だと思う。残りの四つは知識とし知っていれば、実践することができる。しかし、第一のルールは自分の考え方として、しっかり根付かせておかなければ実践できない。しかも、こ…

『ドラッカー365の金言』4月17日・『非営利組織の経営』より

今日の金言は、ドラッカーが良くいっている「人の強みを活かせ」というテーマを表現したものの中でも、格別に分かりやすく表現されていると思う。要するにこういうことだ、と、誰にでも理解できるし、容易に他人に話すことも出来る。頭の隅にしまっておいて…

『ドラッカー365の金言』4月15日・『非営利組織の経営』より

人に能力を発揮させるには、適切な場を与える必要がある。誰にでも適正な場はあるはずだ。人を場に配置する立場にあるならば、その人々に最的な場を与える責任がある。そして、個々の持ち味を引き出し最的な場を見極めるには、相手と向き合い、相手を知る必…

『ドラッカー365の金言』4月11日・『非営利組織の経営』より

人の話しを聴くということは、誰でもできることではあるけれども、正しく行なうことは意外と難しい。今日の本文では「スキルではなく姿勢である」と書いてあるけれども、コーチングでは、最も大切なスキルだとされている。特に、上下関係があると、より難し…

『ドラッカー365の金言』4月10日・『非営利組織の経営』より

今日の本文にあるように、あらゆる組織が必ず危機に見舞われるのであれば、危機の到来を予期することは簡単なことだ。危機は訪れると考えていれば良く、迷う必要はない。それを前提とすれば、あとは、その危機に対処できる組織を速やかに築くだけだ。そして…

『ドラッカー365の金言』4月8日・『変貌する産業社会』『非営利組織の経営』『プロフェッショナルの条件』より

今日の金言や本文で挙げられている「範となるべきこと」とは、一般的な意味もあるが、リーダ自身の「強み」という面もあると思う。単に模範的な行動を行なうだけでは、その人がリーダである意味が薄れてしまう。リーダとなるべき強みを活かすことが、リーダ…

『ドラッカー365の金言』4月6日・『マネジメント』『非営利組織の経営』より

リーダの存在意義は、組織の成果を高めることにあると思う。そして、組織とはそこに集まっている人々のことでもある。つまり、リーダとは組織を構成する人々が存分に能力を発揮できるように取り計らうことが仕事であり、人々のやる気を引き出すことに長けた…

『ドラッカー365の金言』4月5日・『非営利組織の経営』より

今日の金言は、本文でも述べられているように、リーダを選ぶための判断基準として明解なイメージを与えてくれると思う。 ただし、今日の本文の第一、第二の要素も忘れてはいけない。強みを活かすことはマネジメントの基本だし、ニーズに応えるのは組織の存在…

『ドラッカー365の金言』11月7日・『非営利組織の経営』より

今日の本文の鍵は、三回目を試みるかどうかだろう。文中でドラッカーは「あまり勧めたくはないが」といっている。 最初の失敗で諦めるのは、とても勿体ない話だ。なぜならば、失敗というのは必ず教訓をもたらすものだから、その教訓を真摯に受け入れれば、き…

『ドラッカー365の金言』11月6日・『非営利組織の経営』より

今日の頁で述べられていることは、コーチングにおいても大切なポイントになっています。コーチはクライアントの「行動」に対して責任を持ちます。コーチングはクライアントに「行動」を起こさせるための技術、といっても過言ではありません。そのようなコー…

『ドラッカー365の金言』10月31日・『非営利組織の経営』より

NPO の理事に限らず組織を代表して権利を行使する人々は、その組織の意識を具現化する存在だと思う。そして、組織はそこに所属する人々の能力を集約して使命を達成するための仕組みだ。 だから、組織の代表者は組織の使命を達成するための責任を負うことにな…

『ドラッカー365の金言』10月30日・『非営利組織の経営』より

NPO に限らずあらゆる組織には、使命と理念が不可欠である。そして、その使命や理念を守り続けることは、時として組織そのものの存続よりも大切なことだとすら思う。 そして NPO の主要な資金源は本来募金であるべきだと思う。募金や公共団体、公的金融機関…

『ドラッカー365の金言』10月29日・『非営利組織の経営』より

代価を払ってもらうということは、サービスを受ける側のコミットメントを得るということだ。そして同時に、提供する側の意識を切り替える。代価を要求することは責任を請け負うということだから、提供する側の真剣さを否応なしに引き出すことになる。 提供す…

『ドラッカー365の金言』9月7日・『非営利組織の経営』より

組織が否応無しに人を変えるということは十分に意識していなければならないと思う。それはつまり、組織の有りようが悪ければ人を損ねてしまうということになるからだ。 最後の段落で挙げられている約束については、一方的な約束にならないようにすることも重…